環境パートナーシップ・CLUB(EPOC)第52回理事会・2025年度総会
■開催日:2025年7月10日(木)14:00〜19:00
■場所:名古屋東急ホテル 3階
理事会
2025年7月10日(木)14:00より名古屋東急ホテル(名古屋市中区)3階「錦の間」にて、「環境パートナーシップ・CLUB」第52回理事会が開催されました。勝野哲EPOC会長(中部電力椛纒\取締役会長)の挨拶の後、橋本当矢幹事長(中部電力滑ツ境・立地部 執行役員)、小坂信之総合事務局長((一社)中部産業連盟専務理事)から議案書に沿って、
(1)2024年度 活動報告および収支決算の件
(2)2025年度 活動計画および収支予算の件
の2議案の説明がなされました。
各議案はそれぞれ出席者に諮られた結果、何れも原案通り承認されました。
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総会
理事会後、187会員(委任状含)の出席の下、2025年度総会が同ホテル3階「バロックの間」において開催されました。冒頭、勝野哲会長より挨拶があり、引き続いて橋本当矢幹事長から議案書に沿って、
(1)2024年度 活動報告および収支決算の件
(2)2025年度 活動計画および収支予算の件
の2議案について説明がなされました。
各議案はそれぞれ出席会員に諮られ、何れも原案の通り承認されました。
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勝野哲会長 挨拶
本日は、ご多用のなかEPOC総会にお集まりいただき、誠にありがとうございます。
会員の皆さまには、日頃、多大なるご理解とご協力をいただいておりますことに対し、厚く御礼申し上げます。
昨年からの動向を振り返りますと、各国の政治状況の変化により、これまでの国際関係に陰りが見られています。ウクライナや中東の戦闘が継続し、一時はイランにも拡大するなど、安全保障、エネルギー、経済が脅かされるなか、環境分野では米国のパリ協定の離脱表明をはじめ、気候変動COP29や生物多様性COP16などの国際会議で先進国と途上国の意見対立により交渉が停滞するなど、期待された成果が得られない状況が続いています。
このような状況のなかでも、わが国では2月にGX2040ビジョン、第7次エネルギー基本計画の策定、地球温暖化対策推進計画の改定が閣議決定されました。なかでも、GX2040ビジョンはエネルギーの安定供給、経済成長、脱炭素の同時達成を目指したGXの取り組みの中長期的な方向性を示すものであり、その実現に向けて、産業界として革新的な技術開発の取り組みを一層推進するとともに、産学官と社会が一体となってその成果を社会実装していくことが重要となっています。
EPOC活動においては、会員の環境経営のレベルアップや環境人財の育成支援のため、昨年度も環境・エネルギーに関する先進技術や政策動向に関する視察会、セミナーなどを開催し、多くの会員の皆さまにご参加いただきました。会員の皆様が自ら計画し、調査・勉強・視察など実施しているのがこのEPOCの特徴です。昨年度の活動実績や今年度の活動計画の詳細につきましては、後ほどの議案のなかでご報告させていただきます。
また、総会後の基調講演会には、キャスター・事業創造大学院大学客員教授の伊藤 聡子(いとう さとこ)様をお招きし、『サステナビリティと地域の可能性』をテーマにご講演いただきます。
皆さまもご存じのように、伊藤様はテレビをはじめ多くのメディアに出演されるとともに、地方創生、エネルギー、地球温暖化対策などに関する国の審議会に委員として参加されるなど、幅広くご活躍されています。企業や地域への取材活動を続けられているご経験や知見をもとに、貴重なお話をお伺いできるものと期待しています。
最後になりますが、今後も、EPOCの特徴である産学官連携のもと、持続的な成長が可能な経済社会の構築に向けて、さまざまな活動を展開していきたいと存じます。
引き続き、EPOC活動への皆さまの積極的な参画とご協力をお願い申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。
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総会ご来賓
経済産業省中部経済産業局長 寺村 英信 様にご来賓としてご挨拶を賜りました。
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基調講演会
2025年度総会開催に伴い、EPOC会員限定の基調講演会を開催しました。講師に フリーキャスター・事業創造大学院大学客員教授 伊藤 聡子 様をお招きし、「サステナビリティと地域の可能性」をテーマにご講演いただきました。
総勢272名にご出席いただきました。
※後日、You Tube 配信を予定しています。
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懇親会
基調講演会後の懇親会では、勝野哲会長より挨拶がなされ、244名の会員様にご参加いただき、盛況に開催いたしました。
※ご講演ご挨拶賜りました方々の所属役職は、2025年7月10日現在のものです。
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