総会

環境パートナーシップ・CLUB(EPOC)第44回理事会・2021年度総会

■開催日:2021年7月8日(木)14:30〜16:45
■場所:名古屋東急ホテル(オンライン形式)

理事会

第44回理事会は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言を受け、会場への移動と総会参加中の感染リスクを回避するため、書面審議にて開催しました。
2021年6月7日付け通知した議案について、

(1)2020年度 活動報告および収支決算の件
(2)理事改選(交替)の件
(3)監事改選(交替)の件

の3議案について、審議期間内に寄せられた回答書を集約した結果、理事全員の回答を得て何れも原案の通り承認されました。


総会

理事会後、184会員(委任状含)の出席の下、2021年度総会が同ホテル3階「錦の間」を本部とし、オンライン形式にて開催されました。冒頭、寺師茂樹会長より挨拶があり、引き続いて山田裕一幹事長から議案書に沿って、

(1)2020年度 活動報告および収支決算の件
(2)2021年度 活動計画および収支予算の件
(3)理事改選(交替)の件
(4)監事改選(交替)の件
(5)顧問改選(交替)の件

の5議案について説明がなされました。
各議案はそれぞれ出席会員に諮られ、何れも原案の通り承認されました。



基調講演会

2021年度総会開催に伴い、EPOC会員限定の基調講演会が開催されました。 今回の講師は、国立環境研究所 地球システム領域 副領域長 江守 正多 様をお招きし、「気候危機のリスクと社会の大転換」というテーマでご講演を頂きました。
総勢222名にご出席頂きました。
※後日、アーカイブ配信を予定しております。


寺師茂樹会長 挨拶

本日は、2021年度EPOC総会にご参加いただき、誠にありがとうございます。
EPOC会長を務めますトヨタ自動車の寺師でございます。会員の皆さまには、EPOC活動に対して多大なるご理解とご協力をいただいておりますことに対し、厚く御礼申し上げます。

さて、昨年度を振り返りますと、まず第一に新型コロナ感染症の拡大が挙げられると思います。EPOCも例外ではなく、5月の幹事会に始まり、理事会・総会を全て書面審議で行うという初めての経験をしました。
そのような状況の中においても、ウェブツールを使ったセミナーや講演会、分科会活動などを行い、さらにはEPOC YouTubeチャンネルを開設して積極的な情報発信を行いました。
こうした新しい様式でのEPOC活動は、より多くの皆様に参加頂けたという手応えがあった一方で、対面での情報交換や交流といったEPOCの良さを再認識させられる貴重な機会となりました。

次に、EPOCは昨年、2030年ビジョンを策定し、社会変革につながる環境イノベーションについて力を入れて取り組むためにEPOC組織のスリム化や機能・役割に分けた再編を行い、持続可能な経済社会の実現に向けて新たなスタートをきりました。
このような状況の中、SDGsに関する取組みや考え方が急速に社会に認識をされはじめ、持続可能性が環境の枠を超えてより深く考えられるように変化しつつあります。
また、気候変動に関しては、昨年10月の菅総理の所信表明演説で2050年までのカーボンニュートラルや環境と成長の両立に大きく舵をきる方向が示され、わが国においても大きく潮目が変わったと実感しております。

EPOCでは、こうした社会の動向に常にアンテナを張り、新しい情報を分かりやすく会員の皆様へ提供するためにセミナーや講演会など様々な行事を企画して参ります。
また、EPOCの特徴である会員間の交流を図るためにリアルな場での交流も検討して参ります。
具体的な活動実績や計画につきましては、後ほどの議案のなかで幹事長からご報告させていただきます。

尚、本日、総会の後に開催いたします基調講演には、国立研究開発法人 国立環境研究所 副領域長の江守 正多(えもり せいた)様を講師にお招きし、「気候危機のリスクと社会の大転換」をテーマにご講演いただきます。
ご専門はコンピューター・シミュレーションによる地球温暖化の将来予測とリスク論で、
科学者のお立場からデータや科学的な検証に基づいた、貴重なお話をお伺いできるものと思います。

今後も、EPOCの特徴である産官学連携のもと、「持続可能な経済社会」の構築に向けて、様々な活動を展開していきたいと存じます。引続き、EPOC活動への皆さまの積極的な参画とご協力をお願い申し上げまして、私のあいさつとさせて頂きます。


総会ご来賓

経済産業省中部経済産業局長 畠山 一成 様にご来賓としてご挨拶を賜りました。


※なお、ご講演ご挨拶賜りました方々の所属役職は、2021年7月8日現在のものです。