海外交流

独立行政法人国際協力機構(JICA)様研修員との交流会ご報告


日時

2015年9月10日(木曜日) 13時〜16時45分

会場

株式会社大和電化工業所様 本社 及び 大府工場、横根工場

参加者

交流参加者:JICAメキシコからの研修員12名
及びJICA通訳1名、中産連引率1名
EPOC会員8名、合計22名

目的

独立行政法人国際協力機構(JICA)様 研修コースに参加のメキシコからの研修員に対し、「日本企業の環境に関する取り組みへの理解」という位置付けで、EPOCの活動の紹介と株式会社大和電化工業所様の本社、及び大府工場、横根工場を見学頂きました。

概略スケジュール


13時〜13時5分 ご挨拶 メンバー紹介、全体スケジュール説明
13時5分〜13時15分 JICA研修についてのご説明、研修員紹介
13時15分〜13時20分 EPOCの紹介
13時20分〜14時45分 大和電化工業所様 経営理念・方針、環境事業取組みご紹介
14時45分〜15時15分 大府工場見学
15時15分〜15時25分 (移動)
15時25分〜16時10分 横根工場見学
16時10分〜16時25分 (移動)
16時25分〜16時35分 大和電化工業所様 今後のビジョンについて
16時35分〜16時45分 終了のご挨拶、解散

内容

■全体スケジュール、参加メンバー、JICAメキシコ研修概要、EPOC概要紹介

まず、ご対応頂きます大和電化工業所の皆様のご紹介、EPOC会員の紹介の後、中部産業連盟様よりJICAメキシコ研修の概要説明を頂きました。研修員の皆様からは一人ひとり日本語で自己紹介を頂きました。続いて、分科会事務局よりEPOCの概要を紹介致しました。

■大和電化工業所様の経営理念、経営方針、事業概要、環境マネジメントシステム概要・特徴紹介

次に、大和電化工業所様より同社の経営理念、経営方針、環境への取り組み状況、環境マネジメントシステムについてご説明を頂きました。
「信頼・協力・進歩」を経営理念とし、品質・環境・コンプライアンス重視の経営方針に基づく各種取組みを展開されており、めっき加工主体の企業としてのいくつかの活動例(「排出水量規制の遵守と有害項目のゼロ化」「めっきスラッジ、廃プラスチックのリサイクル」「変電設備のアモルファス化等の省エネ」「ボイラー小型化等によるCO2削減」「工程内不良低減活動の推進」等)や、中期環境目標の達成状況を通して、その取り組みを具体的にご紹介頂きました。各事業内容については、英語字幕付きの映像を交えてわかりやすくご紹介頂きました。

■大府工場・横根工場 工場見学

大府工場では、電子部品の接点などの貴金属めっき製品を製造されており、銀めっき工程、排水処理設備、検査・分析装置、製品検査工程を見学させて頂きました。
横根工場では、自動車のエンブレム等の樹脂めっき製品を製造されており、プラスチックめっき工程、ニッケルめっき工程、樹脂成形工程、排水処理場、検査・梱包工程を見学させて頂きました。プラスチックめっき工程では最近主流となってきているサテンめっきや二色めっきの仕組みの概要等もご説明頂きました。

■研修員からのご質問

設備のメンテナンスの頻度に関すること、めっき処理に使用する有害物質の保管の取り決めに関すること等、大府工場、横根工場見学の中で多くのご質問を頂きました。
最後に研修員より御礼のご挨拶を頂きました。

当日の様子

このような交流の場を設けて頂いた株式会社大和電化工業所の皆様に厚く御礼申し上げます。

以上