海外交流

独立行政法人国際協力機構(JICA)様研修員との交流会ご報告


日時

2015年2月17日(火曜日) 13時〜17時

会場

株式会社名晃様 本社 及び 輪之内リサイクルセンター

参加者

交流参加者:JICAメルコスール地域からの研修員8名
及びJICA通訳1名、中産連引率1名
EPOC会員7名、合計17名

目的

独立行政法人国際協力機構(JICA)様 研修コースに参加のメルコスール地域からの研修員に対し、「日本企業の環境に関する取り組みへの理解」という位置付けで、EPOCの活動の紹介と株式会社名晃様の本社、及び輪之内リサイクルセンターを見学頂きました。

概略スケジュール


13時〜13時10分 名晃社員の皆様による「活力朝礼」実演
13時10分〜13時25分 ご挨拶 メンバー紹介、全体スケジュール説明
13時25分〜13時30分 JICAメルコスール研修についてのご説明
13時30分〜13時35分 EPOCの紹介
13時35分〜14時20分 名晃様 経営理念・方針、環境事業取組みご紹介
14時20分〜15時15分 名晃様 本社各セクション視察
15時15分〜15時35分 (移動)
15時35分〜16時05分 名晃様 輪之内リサイクルセンター視察
16時05分〜16時30分 (移動)
16時30分〜16時45分 名晃様 将来の事業ビジョンについて
16時45分〜17時00分 終了のご挨拶、解散

内容

■名晃社員の皆様による「活力朝礼」実演、全体スケジュール、参加メンバー、JICAメルコスール研修概要、EPOC概要紹介

まず、名晃様の社員の皆様による「活力朝礼」を実演にてご紹介頂きました。毎朝、自分自身の意見を大きな声で発表し、元気に挨拶することで、チームワークの醸成や社員一人ひとりが自信を持って話をできるようにする等の効果を狙い実施されています。
続いて、当日のスケジュールの説明、JICA研修員の皆様に当日参加のEPOC会員の紹介、中部産業連盟様よりJICAメルコスール研修の概要説明、分科会事務局よりEPOCの概要紹介を致しました。

■名晃様の経営理念、事業紹介、本社オフィス、輪之内リサイクルセンター見学

次に、名晃様より会社の経営理念、方針、環境事業の取り組み状況についてご説明を頂き、実際の本社オフィス各セクション、輪之内リサイクルセンターをご見学頂きました。
名晃様が、遵法を全ての基本とし、「地域とともに」を経営理念の柱に掲げ、事業を発展させてきたこと、ISOの取得や、効率化の追求、「あじさい活動」と呼ぶ5S+VM(Visual Management:業務内容の見える化)の推進状況について、ご説明を頂きました。
本社オフィス見学では、利用者が一目で分かる共用文具の管理、社員個々でカスタマイズした机の引き出し、ファイル棚、文具倉庫、給湯室等をご紹介頂きました。
リサイクルセンターでは、収集した廃棄物の実際の仕分けの様子や、パッカー車内や工具の整理、管理の様子をご紹介頂きました。
今後の経営については、日本の建築物の多くが築50年を迎えつつあり、今後3年は大きな変化の年となる、廃棄物業界全体の成長、発展をめざした経営を考えて行きたい、とのお話を伺いました。

■研修員からのご質問

リサイクルセンターとの往復の移動時間を質疑応答の場としました。「従業員のモチベーション維持のための秘訣」、「リサイクルセンターの処理能力」、「国や自治体からの補助金に関するもの」等、多くのご質問を頂きました。
最後に研修員より御礼のご挨拶を頂きました。

当日の様子

このような交流の場を設けて頂いた株式会社名晃の皆様に厚く御礼申し上げます。

以上