第14回EPOC交流会
***「愛・地球博の継承 これからの環境を考える」***
=循環型経済社会の構築に向けたEPOCへの期待=
 
【はじめに】
中部地区はものづくりを中心に経済発展を遂げてまいりました。また今日グローバル化した経済構造の中、企業経営の課題として環境問題が大きな注目を集めており、我が国が持続的な成長を遂げるためには環境問題を避けて通ることはできません。こうした下、環境をメインテーマとして「愛・地球博」が開催され、中部地区が世界から注目される環境先進地域になるべく動きが加速してまいりました。合わせてEPOCではこの「愛・地球博」を基点に更なる環境行動の普及と展開を図っていく予定でおります。
今回EPOCでは、これらの動きを受け「愛・地球博の継承 これからの環境を考える」をテーマに交流会を開催致しました。今回特別にトークセッションを開催し、3名の有識者の方々にこれからの環境対応並びにEPOCへの期待について存分に語って頂きました。
 
日 時: 平成17年5月11日(水)14:30 - 16:30
会 場: 名古屋東急ホテル(愛知県名古屋市中区栄4-6-8) 「バロックの間」
主 催: 環境パートナーシップ・CLUB(EPOC)
後 援: 中部経済産業局 愛知県 名古屋市
 
《プログラム》
14:30 - 14:35 主催者挨拶
EPOC会長(トヨタ自動車株式会社取締役副会長) 池渕 浩介
14:35 - 14:45 来賓挨拶
愛知県副知事 長谷川 信義 氏
  photo  photo

14:45 - 16:30 特別トークセッション
「愛・地球博の継承 これからの環境を考える」

・株式会社ユニバーサルデザイン総合研究所 所長 赤池 学 氏
(EPOC エコトークセッション総合プロデューサー)
・中日新聞社 論説委員 飯尾 歩 氏
・(財)2005年日本国際博覧会協会 鵜浦 真紗子 氏
環境マネージメントプロデューサー

それぞれから愛・地球博との関わりや愛・地球博を実際に見て回った感想を冒頭にご紹介頂いた後、「愛・地球博の継承 これからの環境を考える」をテーマに議論頂きました。

「愛・地球博には、博覧会協会、地元自治体、出展国・企業、そして来場者と多くの関係者がいるが、その一人一人が、愛・地球博を『学びの場』『気付きの場』とし、それをきっかけに愛・地球博後もそれぞれの立場において環境について考え続けていくことが重要である」というのがパネラーの方々の共通した認識でした。

企業に対しては、各企業が万博で行ったことを万博後も継続的に実践すること、また万博で使われたものをどのように使っていくかを考えることの必要性が訴えられ、EPOCに対しては、会員間の繋がりを生かして環境に関する新たなビジネスモデルを構築・提案していくことへの期待が寄せられました。

これまでも様々な場でご交流のあるお三方らしく、ざっくばらんな雰囲気の中、時折ユーモアも交えながら、楽しく、真剣にご議論頂き、大変有意義なトークセッションとなりました。
  photo

前のページに戻る