総会

環境パートナーシップ・CLUB(EPOC)平成18年度総会

■開催日:平成18年7月19日(水)15:30〜19:00
■場所:名古屋東急ホテル3階「バロックの間」

基調講演会

平成18年度総会開催に先立ち、EPOC会員限定の基調講演会を開催いたしました。今回の基調講演講師は、日本アイ・ビー・エム葛Z術顧問の丸山様をお招きし「IBMのCSRと環境の取り組み」についてご講演いただきました。

総会

平成18年7月19日、267会員(委任状含)の出席の下、「環境パートナーシップ・CLUB」の平成18年度総会が名古屋東急ホテル(名古屋市中区)において開催されました。冒頭、川口文夫EPOC会長(中部電力(株)代表取締役会長)より挨拶があり、引き続いて竹内弘之総合事務局長((社)中部産業連盟専務理事)から議案書に沿って、(1) 平成17年度活動報告及び収支決算書承認の件、(2) 平成18年度活動計画及び収支予算審議決定の件、(3) 規約改訂の件、(4) 組織改正の件、(5) 理事改選の件、の5議案について説明がなされました。各議案はそれぞれ出席会員に諮られ、何れも原案通り承認されました。

理事会

総会に先立って、15時40分より同ホテル3階「錦の間」にて、第14回理事会が開催されました。川口会長の挨拶の後、竹内総合事務局長から議案書に沿って、5議案の説明がなされました。
各議案はそれぞれ出席者に諮られた結果、何れも原案通り承認されました。

川口会長 挨拶

平成18年度EPOC総会の開催にあたり、一言ご挨拶申し上げます。本日は、お忙しいなか、このように多数の皆さまにご参集いただき誠に有り難うございます。さて、ご承知のように、わが国の経済は着実に回復の兆しを見せ始めております。製造業の集積地である中部地区は、輸出の回復基調もあって、地域経済は活況を呈しております。こうしたなか、昨年開催された愛知万博は、従来から環境保全に取り組んできた会員企業はもちろん、市民の環境への関心を一気に高めることになり、環境に対する各層の取り組みを広げることとなりました。

 私どもEPOCは、経済と環境との両立を前提に、持続可能な社会の実現を目指して6年半前に発足しました。昨年度は、会員企業を対象とした各種セミナーを開催し、会員の自己啓発に努めるととともに、地域と一体となった清掃活動や次世代層への環境教育支援などを実施してまいりました。なかでも、愛・地球博では環境に配慮した技術や施設を見学するバックヤードツアーや愛知県下の小学生と会員企業のトップが意見交換をするエコ・トークセッションを繰り広げ、内外より高い評価を受けてまいりました。

 このように、会員相互が協力しあい、時には刺激しあいながら、多面的な取り組みを行ってきたことで、業種を越えた新たな横断的アプローチが生まれつつあると感じております。 
グローバル化や社会が複雑化するなか、環境問題は、今や、行政や企業の取り組みだけで解決が期待できるものではなくなっています。生活者である市民を含めた、地域・社会が一体となった取り組みこそ、解決の糸口を紡ぎだすものであると考えております。
そうした意味において、会員相互が連携し、市民や子供たちなどと協調したEPOCの横断的活動は、中部地区の環境行動をリードするものとして、また、環境問題解決へのアプローチの一つとしてこれからも注目を浴びていくものと確信しております。

 本日、お越しいただいた皆さまとともに、EPOCの活動について「ともに考え、行動していく」ことで、循環型社会形成に向けて着実に前進してまいりたいと考えております。
これからも、会員の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げまして、私からの挨拶とさせていただきます。

  ありがとうございました。