(1)「財団法人 石川県産業創出支援機構」
同財団は、起業や新分野進出を総合的にサポートするとともに産学官交流を力強く推進し、21世紀の石川県経済を牽引する新産業を創出することを目的設立された団体で、主にはベンチャー・創造的企業に対する総合的な支援として新規事業支援部、そして産学官の交流・連携の促進と共同研究による新技術開発の推進をはかるプロジェクト推進部等、また、環境ビジネス研究会の事務局を担当されるなど、それぞれの分野において石川県内において積極的な活動を展開されておられます。
(2)「環境ビジネス研究会」
本研究会は、環境関連ビジネス展開、参入に意味のある県内中小企業をはじめ、県内の大学等の高等教育機関、公設試験研究機関、行政機関などの参加により、今後の環境ビジネス分野における有望技術や環境関連製品等の開発に向け、自主的に調査研究を行う場として設けられました。
平成12年7月26日設立総会を行い、「環境負荷低減部会」「廃棄物を処理する部会」「廃棄物を再利用する部会」「廃棄物を計測する部会」「環境を修復する部会」の5つの部会を設置、延べ189社、362名の方々が入会され、それぞれの部会で活動しておられます。
当日は、本会会長の廣瀬幸雄氏(金沢大学共同研究センター長)より、本会の説明を賜りました。主な活動目的としては、県内企業の環境分野への参入促進をはかり新製品、新サービス開発に向けた勉強とネットワーク形成の場としておられるとのことでした。
更に、会の構成としては、環境関連の事業分野への参入に意欲をもつ企業を中心に、当該分野において専門的知見・技術シーズを保有する県内大学等・公設試の研究者の参画も得た、県内産官学で構成しておられます。
廣瀬会長より概要説明の後、本団参加者との忌憚のない意見交換が行われ、今後双方の諸活動を通じて、タイアップをはかるなど確認をとり無事閉会いたしました。 |